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HEAL 見どころ(Vol.5)「白衣の診断は信じても、予後を信じてはならない」


私たちは、西洋医療中心の考え方の上で成り立っています。

女医であり、本人も橋本病を経験しているケリー・ブローガン医師(写真)は、

薬を摂りつづけることの問題を、誰よりも知っています。彼女は、自らの経験を通じて、医学部では学ぶ機会のなかった栄養と健康の関係を知ることになります。薬とは、原因を見ずして、症状に対して処方しますが、慢性病の多くは、遺伝よりも生活習慣に発症の原因があります。

その薬の効果でさえも、薬品会社では、プラシーボ効果による薬効を調査しています。プラシーボ効果とは、実際の薬ではなく、偽薬を使って、被検者に、どのくらいの効果があるのか、というテストです。これが、ビックリするほど効果があります。にわかに信じ難いことですが、偽手術でも、効果を上げていることが報告されています。偽薬でも、良く効く薬と信じ込めば、薬や治療にも劇的な効果があると言われるプラシーボ効果が証明されています。その真逆である、ノーシーボ効果という、反応もあります。「心のもちよう」が、病態を悪化させるという、極めて恐ろしい現象のことです。

病院で、白衣の看護師が血圧を測ると、心拍数が上がり、血圧が通常より高くなる、白衣性高血圧と呼ばれる症状があります。もし、自分の検査結果を、白衣を着たドクターから、ある診断が下され、あまりよくない予後を告知されるとします。

それが、権威ある大病院に所属する権威あるドクターの言葉であれば、信じざるを得ない、という心境になってしまうので、プラシーボ効果の真逆のノーシーボ効果によって、病状が悪化することさえあります。白衣のスペシャリストから、1年という予後を言われると、多くは、そのことを自分の信念として植えつけて、そのようになることが多々あります。

もし、この時、白衣を着た別のドクターが来て、「あなたは、食事をこのように変えて、治療をこのようにして、考え方を少し変えて、ストレスをためない生活にシフトすれば、きっと改善しますよ。生活習慣を正して、数週間後に、また来てください」と言われたら、そのことを自分の信念として、プラシーボ効果が働き、グングン良くなる可能性があると、映画Heal「奇跡の治癒力」の中で、マイケル・ベックウィズ氏(写真)は、語っています。

さらに、世界的に有名なホリスティック医学博士:ディーパック・チョプラ氏(写真)は、「診断は信じても、決して予後を信じてはならない」と言っています。

予後とは、生存期間の中央値のことであって、あたかもニューヨークの天気予報のように、ある時期には雨の日が多いと言われていても、あなたが訪問した時に、雨が降っているとは限らない、ということになります。

それでも医師は、病状を深く理解してもらうために、相手がどのように受け止めるかは、考えずに、告知するケースが多いのも事実です。

人の命とは、「定命」であり、いつ訪れるかは、誰も分からないのであって、他人から言われた予後を信じて、自分から思い込んで、ノーシーボ効果を発動させるべきではありません。

ノーシーボ効果に浸り込んでいるより、プラシーボ効果を期待して生きる選択の方が、

心にとっては、より良く、生理学的にも、より良いことは、証明されています。


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